*The YoYoJam and Night Moves names are used with permission of Dale Bell.
 NM9はヨーヨージャム社公認ヨーヨーです。

フロリダの町工場にて、秘密裏に生産されたソリッドバイオスピナーシステム搭載機

WY-009 NM9(エヌエムナイン)

※バナー画像はイメージです。実際の製品と異なる場合があります。
製品画像は一部ヨーヨーストアリワインドヨーヨーショップスピンギアよりお借りしています。

↓リワインドTV第3回シュトパン特集 第1部 13:34~から、
NM9のYoYoJam公認の経緯等を紹介をしています。


↓リワインドTV第2回シュトパン特集 第2部 21:29~から、
NM9の開発エピソード、9巻のストーリー等を紹介しています。


仕様・スペック
直径:約54.5mm 重量:約67g(うちステンレスリム約17g)
全幅:約43mm 有効幅:約40mm
形状:ラウンド
ボディー素材:アルミ合金(A6061)(比重:約2.7)
リム素材:ステンレス(比重:約7.8)
ベアリング:サイズCフラットベアリング
レスポンス:CP-05 IrPad 0.5mm(サイズC)
アクセル:ステンレスアクセル M4-10
キャップ:CP-10 PAKFAキャップサイズ装着可
制式番号:WY-009
発売年月:2016年10月

<セット内容>
シュトルム・パンツァー ストーリーブック9巻(A5版38ページ)
WY-009 NM9

<希望小売価格>
¥15900~

<対象年齢>
冊子・ヨーヨー・特典ともに15歳(高校生)以上推奨

<カラーバリエーション>
ブルー、レッド(早期出荷分はキャップ同梱無し。後期出荷分はキャップ同梱有り。)
ブラック(TOKYO2015)、グリーン(No YoYoJam, No Life)
パープル(JAMQUALITY、ブラスト有り)、ゴールド/ブルーリム
グリーンスプラッシュ(SHANGHAI2018、両面で異なるロゴ)



設計コンセプト・フィーリング
 劇中でシュトルム・パンツァーにヨーヨー(兵器)を供給する、軍需産業マーシャルインダストリ。
ストーリーブック8巻で初公開された企業ロゴにFLORIDA,USAと刻印されていることから、
フロリダに本拠を置く多国籍企業であることが判明しました。
各国諜報機関の目を欺くべく、“まさかあの工場で兵器を作れるわけがない”という盲点を突き、
フロリダの小さな町工場では休眠していたヨーヨー製造ラインが再稼働。
火野霞美は氷浦豪機&エクリプスオーガで収集した実戦データを元に、
新システム「ソリッドバイオスピナーシステム」搭載機の極秘生産を指示。
いよいよ物語は最終局面へ……!

……というストーリーを逆算してデザインされたのが、フロリダ重視モデル、NM9です。
スリープ重視でもスピード重視でもありません。フロリダ重視です。FLORIDA,USAです。
そこで同じくフロリダの自社工場でヨーヨーを製造していたヨーヨージャム社(活動終了)の
「ナイトムーブズ5」にインスパイア(inspire)を受け、その上にヨーヨージャム後期のバイメタルである「H3X」(ヘックス)と、
「ダイアモンドバック2」の要素を掛け合わせた形状をしています。
なぜナイトムーブズ5にインスパイア(inspire)されたのかは、ストーリーブック9巻と5巻の巻末にて触れられています。
フィーリングは上述した「H3X」や、モノメタルですが「トランセンド」に近いのではないかと思われます。(※個人の感想です。)
カラーリングは同じくミッドシップリムである「カルマ」のブルーとレッドを意識して色調しました。



 2016年現在の視点で見るNM9は、あまり洗練されていない古き良き丸みを帯びた形状が、まさにFLORIDA,USAです。
他の日本のメーカーがNM9の形状をリリースしたら白目で絶句されそうですが、
常にFLORIDA,USAをリスペクト(respect)し続けてきた、シュトルム・パンツァーだからこそリリースできる形状です。
サイズDベアリング主力に移行しましたが、NM9はFLORIDA,USAらしくサイズCフラットベアリングが初期搭載されています。
ほぼ全てのメーカーが凹型ベアリングを初期搭載し、シュトルム・パンツァーもフラットベアリングの
在庫を持ち合わせていない中、FLORIDA,USAのためフラットベアリングを大量に仕入れました。
パッケージを開けてすぐ凹型に交換せず、しばらく標準ベアリングで遊んでいただけますと幸いです。
なおストリングはウルトラジャムストリングのように細めのストリングの使用を推奨します。
WY-008 PAKFAや、今後リリース予定の「SY-010 獅凰滅砕陣!!」(しおうめっさいじん)と
同サイズのキャップ装着可能です。

 そしてNM9は世界観を味わうためのおまけです。
本体であるストーリーブック9巻の巻末設定資料集では、
初代ナイトムーブズから未発売のナイトムーブズ8までを
一挙紹介するナイトムーブズ特集が組まれております。
9巻はナイトムーブズ特集をはじめ、表紙&裏表紙も
ハイセンスなFLORIDA,USAに仕上がっています。
ぜひFLORIDA,USAをお楽しみください!
そしていずれはヨーヨージャムのコレクション本のリリースを……。

ところで海外のお客様から
「ナイトムーブズ9はいつ発売するの?」という問い合わせが来ています。
何故それをシュトルム・パンツァーに聞くのでしょうか???


ヨーヨージャム社(YoYoJam.Inc)との経緯について(2017年5月追記)
 NM9はヨーヨージャム社に敬意を表したリスペクトヨーヨーですが、2016年10月のリリース当初は日本国内のみの販売とし、
ヨーヨージャム社に許可の申請等はしておりませんでした。
その後、YoYoExpertのAndre Boulay様より、アメリカでの販売希望をいただいたため、
改めてヨーヨージャム副社長のValerie Aaron様にNM9の趣旨を申し上げ、快くご了承をいただきました。
同時に以下の表記をするようご提案をいただきました。

"The YoYoJam and Night Moves names are used with permission of Dale Bell."

これによりヨーヨージャム社公認ヨーヨーという扱いになりました。

製品名はあくまでも「NM9」であり、「Night Moves 9」という製品表記は一切しておりませんが、
受け手の感性によってはナイトムーブズ9とみなしてよいのかも、しれません。
初代ナイトムーブズから未発売のナイトムーブズ8までは、ストーリーブック9巻の巻末にて紹介させていただきました。


 元々ヨーヨージャム社が2015年末をもって活動終了することを発表した時点で、
今後コラボレーション的なものは一切出来ないのかと、Valerie様にコンタクトを取らせていただきましたが、
ヨーヨージャム社としては、ヨーヨー市場から完全に撤退するとのことでした。
YoYoJamというブランド(商標)を他社に売却したり、ライセンス契約する等、名義上の存続も望まないとのことでした。

その理由は、社長でありエンジニアであるDale Bell様がご高齢であり、
引退して静かな老後を過ごして欲しいという、ご親族の願いでした。

そこでシュトルム・パンツァーとしては、ご親族の意向を汲み取り、NM9は日本国内でのみ、静かに販売することとし、
ヨーヨーの歴史からヨーヨージャム社が忘れ去られないよう、いわゆる“同人ヨーヨー”として役に立てれば幸いと考えておりました。

またリリース当社はNM9についてヨーヨージャム社にコンタクトをしておりませんが、
ヨーヨージャム社最初期からの正規代理店であるスピンギアにて問題無く取り扱われているため、
いわゆる“ジャムをパクった”等の批判には、該当しないものと考えております。
少なくとも日本国内において販売している以上は、問題の無いものと考えております。
しかし現在はヨーヨージャム社公認ヨーヨーとなっておりますので、アメリカでの販売もされています。


機体解説・キャラクター紹介
 エクリプスオーガのバイオスピナーシステムは、2ハンドで右脳と左脳の
バランスを取り制御可能となる。しかし兵器として流通させるためには、
やはり1ハンドでのバイオスピナー制御が求められていた。
そこで1ハンドにおける片側の脳のみの活性化を解消すべく、
新技術「ソリッドバイオスピナーシステム」が考案された。
ベアリングロック部分に独立した軸受パーツを装着。導電性ストリングを介して
送受信される脳波と電気信号を、フィルタの役割を担う軸受パーツに一旦蓄積し、
ノイズを除去する。これにより1ハンドでの制御が可能となる。
ただしノイズの除去は出力を抑えている状態に近く、
野性的な戦闘能力では通常のバイオスピナーシステムの方が勝っている。
そして20XX年、ソリッドバイオスピナーシステム搭載機PAKFAの開発と、陸上自衛隊への制式配備に至る。


軍需産業マーシャルインダストリ

 アメリカ合衆国・フロリダ州に本拠を置く巨大軍需産業。
火野霞美はマーシャルインダストリの日本支部の正社員であり、
東京支社ビルに勤務する。氷浦豪機は契約社員である。
日本支部が運営権を持つヨーヨーフィスト出場チームが
「シュトルム・パンツァー」であり、チームメンバーが使用するヨーヨーは、
マーシャルインダストリが兵器として開発したプロトタイプ、テストタイプである。
ただし霞美・豪機以外のメンバーにその事は知らされていない。

ヨーヨーの軍事利用の可能性をいち早く見出し、
プレイヤーの脳とヨーヨーを電気的に直結させる「バイオスピナーシステム」の
試作機であるステルスオーガを2013年に開発。
実験のためにヨーヨーフィストに参戦中のシュトルム・パンツァーへ供給し、
出向社員として火野霞美がシュトルム・パンツァーに派遣されたことが本作品のはじまりである。
霞美はバイオスピナーシステムの欠陥を発見し、改良型バイオスピナー搭載機エクリプスオーガを開発。
高校時代の同級生である氷浦豪機と手を組み、ある計画を企てる。


※設定はストーリー上のものです。


取扱方法・免責事項
 ベアリングはサイズCノンブランドフラットベアリングです。より性能を発揮するためには、
Dif-e-Yo社コンケイブベアリング等の高性能ベアリングへの交換を推奨します。
交換は自己責任にてお願いいたします。

 回転ブレについて問題無いと判断した個体のみを出荷しています。
回転ブレの有無・程度はメーカー基準です。他社製品との比較基準や、個人の主観を満たすためのものではありません。

 製造・組立・出荷の過程で小さな傷、汚れ、色ムラ、加工跡等が発生する場合がありますが、製品仕様となります。
落下等の強い衝撃や、メンテナンス時の分解・組立の精度により、回転ブレが悪化する可能性があります。

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