20XX年、日米軍事同盟にてソリッドバイオスピナーシステム制式配備

WY-008 PAKFA(パクファー)

※バナー画像はイメージです。実際の製品と異なる場合があります。
製品画像は一部ヨーヨーストアリワインドヨーヨーショップスピンギアよりお借りしています。

仕様・スペック
直径:約51mm 重量:約61g(うちステンレスリム約31g)
全幅:約40mm 有効幅:約38mm
形状:Hプロファイル
ボディー素材:超々ジュラルミン(A7075系)(比重:約2.8)
リム素材:ステンレス(比重:約7.8)
ベアリング:CP-06 D9ボールベアリング(サイズD)
レスポンス:CP-07 ブレードアタックパッド
アクセル:ステンレスアクセル M4-12
キャップ:キャップ装着可(キャップ付属なし、既製品との互換性なし)
制式番号:WY-008
発売年月:2016年3月

<セット内容>
シュトルム・パンツァー ストーリーブック8巻(A5版44ページ)
WY-008 PAKFA(パクファー)

※一部ヨーヨー販売店様およびメーカー直販では
「霞美のマウスパッド」が特典で付きます。在庫無くなり次第終了。


<希望小売価格>
¥18300~

<対象年齢>
冊子・ヨーヨー・特典ともに15歳(高校生)以上推奨

<カラーバリエーション>
ガンメタル、グリーン、ブロンズ、ブラストガンメタル、ネイビー、テストカラー4色(シルバーボディー×カラーリム)




※PAKFAは渋めのカラーのみリリース予定です。世界観を損なわないよう、
ピンク、ライムグリーン、ブルー、オレンジ、レッドなどの明るいカラフルなアルマイトの生産予定はありません、
待っていても絶対にリリースされません。

設計コンセプト・フィーリング
 劇中では20XX年の未来で陸上自衛隊に制式配備されるヨーヨーです。
名称はロシアのステルス戦闘機のシリーズ名称である「PAK-FA」に由来します。
副題「量産型ステルスオーガ」ということで、旧ステルスオーガのシェイプを踏襲していますが、
「量産型」らしく、パワーよりも万人に扱える操作性重視の観点で設計されています。
アンダーサイズで軽量級なだけでなく、リムの先端と、
ストリングが触れるエッジ部分が丸まっているため、
キャッチも含めて十分にやわらかめのフィーリングと言えます。
劇中の時間軸で2015年以降に作られたバイメタルヨーヨーのリムは、
“新素材を採用しているため”、真鍮ではなくステンレス採用です。
(8巻時点で劇中未登場のシュナイダーMK-Ⅱも同様。)


 これまでモノメタルのアンダーサイズの多くは60g台後半と、重たいヨーヨーばかりでした。なぜでしょうか?
直径が小さいために回転性能を確保するには重量を増す必要がありました。
またアンダーサイズよりも小さいマイクロサイズのヨーヨーは直径に合わせてベアリングも小径化するところを、
アンダーサイズの多くはサイズCベアリング搭載に固執しているため、
投げ出し時に十分な回転速度(初速)を得られず、やはり重量増加に依存していました。

しかし、モノメタルの小さい直径で体積を増やしても、追加された重量の配分は内周に集中しがちで、
外周へ集中させるのは困難であり、多くのアンダーサイズ機種が俗に「ソリッド感」と呼ばれる、
中心に肉が詰まったような回転フィーリングを起こす傾向があります。
また理論上、ヨーヨーのスリープ力(本項では慣性モーメントの意)は重量よりも、
直径および直径方向の重量配分に累乗的に影響されます。
足りない回転を補うために重くしたものの、そもそも直径が小さい時点で効果は小さいということです。

これらを克服すべく、バイメタルのPAKFAは最外周に重量を一極集中させる、ステルスオーガのリム形状を踏襲しています。
総重量約61[g]に対しリム重量は両面で約31[g]です。総重量におけるリムの重量比では、
ステルスオーガMK-Ⅱやエクリプスオーガに匹敵します。
直径は小さくても直径方向の重量配分を最大限に外周に集中させれば、
そしてサイズDベアリングの投げ出しの回転速度(初速の高さ)を足し合わせれば、
直径約51[mm](50台後半)、重量約61[g]と非常に小さく、軽くても、何ら回転性能に問題はありません。
単純な回転性能ならばワンサイズ上のシュナイダーMK-Ⅱに匹敵するかそれ以上と思われます。

サイズDベアリングの長所を生かす、という点でもPAKFAは、レオスナイパーMK-ⅡやシュナイダーMK-Ⅱ同様に、
【バイメタル×サイズDベアリング×超軽量】という、一つも欠けてはならない三大要素を掛けあわせた設計になっています。
量産型ステルスオーガと呼ばれながらも、オリジナルの旧ステルスオーガとは180度真逆の方向性に収まりました。
シュトルム・パンツァーの女性スタッフもこれまでの機種で一番扱いやすいのはPAKFAであると言っているように、
キャッチの痛さや、暴れるような感じはなく、レオスナイパーMK-ⅡやシュナイダーMK-Ⅱと並んで、
シュトルム・パンツァー最強機種の一つとなっています。
2015JNでサンプル展示、スポンサーステージの時から評判が良く、「早く発売してくれ」とリクエストが多かったのですが、
ストーリーブック8巻の完成につきようやく発売いたします。

なおPAKFAは「渋いカラー」のみリリース予定です。
ピンク、ライムグリーン、ブルー、オレンジ、レッド等のカラフルなアルマイトのリリース予定はありません。
性能面では現行ラインナップにおいてダントツの性能を誇っていますが、
「アンダーサイズ」というカテゴリ上、最終的な総生産数は少ないことが予想されます。

機体解説・キャラクター紹介
 20XX年の未来にて、陸上自衛隊に制式配備される量産型ステルスオーガ、
通称「PAKFA」(パクファー)。フロリダに本籍を置く軍需産業マーシャルインダストリが
生産し、米軍・自衛隊共に供給を受けている。
日米同盟による対テロ市街地戦闘を想定し、互いに言語と思考の異なる
二国間の歩兵の頭脳を、新システム「ソリッドバイオスピナー」を通じて
一括統制することが可能。シャーシの外観はステルスオーガに酷似しているが、
軽量・小型化し、材質も変更され、量産型らしく操作性に重点を置かれている。
サイドキャップ内と軸受部分にバイオスピナーデバイスを搭載。

 2013年に試作されたステルスオーガのバイオスピナーシステムは、
1ハンドでは片方の脳だけが活性化し暴走する欠陥があった。
2014年に火野霞美は2ハンドで相殺するエクリプスオーガを開発し、
2015年に氷浦豪機によりシステムとして完成する。
しかし一般の軍人が2ハンドを極めることは困難であり、運用上やはり1ハンドでの制御が必要であった。
同じく2015年、フロリダ郊外の町工場でソリッドバイオスピナーシステム搭載のテスト機が生産される。
エクリプスオーガで収集した実験データをフィードバックし、そしてPAKFAの開発と制式配備に至る。


軍需産業マーシャルインダストリ

 アメリカ合衆国・フロリダ州に本籍を置く巨大軍需産業。
火野霞美はマーシャルインダストリの日本支部の正社員であり、
東京支社ビルに勤務する。氷浦豪機は契約社員である。
日本支部が運営権を持つヨーヨーフィスト出場チームが
「シュトルム・パンツァー」であり、チームメンバーが使用するヨーヨーは、
マーシャルインダストリが兵器として開発したプロトタイプ、テストタイプである。
ただし霞美・豪機以外のメンバーにその事は知らされていない。

ヨーヨーの軍事利用の可能性をいち早く見出し、
プレイヤーの脳とヨーヨーを電気的に直結させる「バイオスピナーシステム」の
試作機であるステルスオーガを2013年に開発。
実験のためにヨーヨーフィストに参戦中のシュトルム・パンツァーへ供給し、
出向社員として火野霞美がシュトルム・パンツァーに派遣されたことが本作品のはじまりである。
霞美はバイオスピナーシステムの欠陥を発見し、改良型バイオスピナー搭載機エクリプスオーガを開発。
高校時代の同級生である氷浦豪機と手を組み、ある計画を企てる。


※設定はストーリー上のものです。


取扱方法・免責事項
 ベアリングは「CP-06 D9ボールベアリング」です。ドライ被膜処理はされていません。
より性能を発揮するためには、Dif-e-Yo社コンケイブベアリング等の高性能ベアリングへの交換を推奨します。
交換は自己責任にてお願いいたします。

 アクセルはステンレスアクセルM4×12mmで、六角穴側が市販の低強度のねじロック剤で固定されています。
位置調整・交換は自己責任にてお願いいたします。

 回転ブレについて問題無いと判断した個体のみを出荷しています。
回転ブレの有無・程度はメーカー基準です。他社製品との比較基準や、個人の主観を満たすためのものではありません。

 製造・組立・出荷の過程で小さな傷、汚れ、色ムラ、加工跡等が発生する場合がありますが、製品仕様となります。
落下等の強い衝撃や、メンテナンス時の分解・組立の精度により、回転ブレが悪化する可能性があります。

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